こんにちは。
美保神社は、1年の節目にお参りする個人的にも大切な神社です。
荘厳な雰囲気と古い歴史を持ちながら、どこか親しみやすい印象もあり
地元の方々をはじめ多くの人に愛されています。
美保神社とは
事代主命(えびす様)の総本宮で、母神である美穂津姫命と共にお祀りしてある古大社。本殿は文化10年(1813)吉川広家が征韓戦捷の奉賽として造営したもので、本殿は二殿連棟の特殊な形式で美保造りまたは比翼大社造りといって、国の有形文化財に指定されています。美保関町観光公式サイト
美穂津姫命(みほつひめのみこと)⇒高天原の高皇産霊命の御姫神で、大国主神の御后神。高天原から稲穂を持ってお降りになり、人々に食糧として配り広められた神様で「五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、歌舞音曲(音楽)」の守護神として篤く信仰されています。また、美保という地名はこの神の御名に縁があると伝えられています。
事代主神(ことしろぬしのかみ)⇒大国主神の第一の御子神。鯛を手にする福徳円満の神えびす様として世に知られ、「海上安全、大漁満足、商売繁昌、歌舞音曲(音楽)、学業」の守護神として篤く信仰されています。また、出雲神話・国譲りの段において御父神・大国主神より大変重要な判断を委ねられた尊い神様です。
創建⇒天平5年(733)編纂の『出雲国風土記』及び延長5年(927)成立の『延喜式』に社名が記されており、遅くともその時期には「社」が存在していたことがわかります。境内地からは4世紀頃の勾玉の破片や、雨乞いなどの宗教儀式で捧げたと考えられる6世紀後半頃の土馬が出土しており、古墳時代以前にも何らかの祭祀がこの地で行われていたことがうかがえます。美保神社
古(いにしえ)の風を感じる
鳥居の前に立つと、気持ちがシャンとする不思議。
参拝客が絶えません。
本殿を見ると、いつも圧倒的な古の風を感じます。
(神社って不思議な風の流れがありますよね)
太古の昔から、人々の願いや想いをずっと受け止めてきた場所。
この場所に積み重なった”人の想い”が静かなるパワーになっているような、そんな感じ。
形のない見えない何かに守られているような…
全身が何かに包まれるような…ほんのりと暖かい気持ちがします。
自分が”日本人”であることを感じる瞬間です。
神様と対話して、自分の心の声が聞こえてくるかもね。
青石畳通り
江戸時代、海から青い石を切り出し、港町に敷き詰めた「青石畳通り」。平成18年『未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選』に認定された、美保神社から仏谷寺に至る石畳の参拝道の遺構です。その当時の面影を残す古い町並みと石畳の道が落ち着いた雰囲気をかもし出しています。美保関町観光公式サイト
ノスタルジックな雰囲気
風情ある旅館が立ち並んでいて、美保神社の参道に繋がっています。
御宿「福間」さん。のれんが素敵です。
デートにも良い感じ。(ニコニコ)
江戸の風情を感じられ、写真を撮る楽しみもある場所ですね。
お出かけ情報
住所 | 〒690-1501 島根県松江市美保関町美保関608 |
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駐車場 | 神社の周辺に駐車場があります。 |
●詳しいアクセス方法は⇒交通案内(公式HP)